夏越の祓え(なごしのはらえ)

それを、「夏越の祓え」というのを知ったのは 、わりと最近のことでした。

 

この時期、神社の入り口に大きな輪が設置されているのを見かけます。

よくわからないけれど、近くにいくと説明書きがあり、八の字にくぐるものということがわかるので、これを見かけると面白半分でやっていました。

これが茅の輪! くぐり方は大抵近くに書いてある気がします。

これが茅の輪! くぐり方は大抵近くに書いてある気がします。

この輪をくぐるのを「茅の輪(ちのわ)くぐり」というそうで、夏越の祓いの行事なのだそうです。

 

夏越(なごし)とは、旧暦で6月から7月への切り替えのことで、夏越の祓いは、6月30日に行われるそう。

 

ってことは、新暦だと7月の終わりの頃なのでは?ってのは、置いておいて。 

 

本格的な夏を迎えるにあたり、茅の輪をくぐることで、疫病や邪気をはらうというまじない。 

 ちなみに、茅の輪くぐりしたあとは、神社で大抵用意された茅(カヤ)を持ち帰り、それを家の門口に備えるらしいですよ。

 

茅の輪くぐりは、『備後国風土記(びんごのくにふうどき)』という書物に記された伝説に由来するそう。  

 

 

クーラーも扇風機もない時代から、健康に夏を越すために願いを込めて続けてきた行事。

 

それを思うと、命を落とすことを恐れずに日々暮らすことが"ふつう"である今の世の中は、なんてラッキーなんだろう。

もちろん、事故や病気やあらゆる出来事は他人事ではないですし、生命の危機に怯えることも起こり得ると思いますけれども。

 

自然に感謝して祈り、願う風習は、必要ない、と自然を無視しそうになる今の時代だからこそ、大切にしたいと思います。

散歩してたらみつけた掲示板 

散歩してたらみつけた掲示板 

参考:『「旬」の日本文化』 神崎宣武 著